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Mさん30代女性の場合

前半 (1-3)

1.休職から職場復帰までの経緯

主治医より“復職可”の診断書が出て、

会社から「職場復帰の前に、リワーク施設へ通所をしてみてはどうか?」

と、提案されるも、理解が出来ず 図書館通いを続けた・・・

“リワークなしに復職は難しい”という、会社の判断に当時は気づけなかった

会社は、主治医の診断書以外に、客観的な評価と実績を求めていた

もっと早くにリワークへ通えばよかった・・・


2.リワークで学んだこと

具体的には以下の4点が、今後の社会生活で役立つものと思われる

自分について

① 自己分析して→ 自己開示して→ セルフモニタリングする
② 作業に対する ペース配分力加減

組織・集団行動に

ついて

上手な意思疎通の仕方を学ぶ

④ 周りの人をよく見て、観察すること


自分を知る組織・集団活動の影響大きいと感じる



① 自己分析して→ 自己開示して→ セルフモニタリングする

休職前の自分の状態

1.自己分析ができない

2.自己開示できない

3.セルフモニタリングできない

つまりはこういうこと

1.自分の本当の気持ちが分からなかった

2.希望や要望などを周りに上手に伝えられなかった

3.集団の中での自分を、客観視することが出来なかった


効果のあったリワークプログラム


CBT SST ディベート

コミュニケーショントレーニング ファシリテーション講座


② 作業に対する ペース配分力加減

休職前の自分の状態

1.手を抜いている自分がイヤ

2.とにかく頑張らないといけない

つまりはこういうこと

1.ON-OFFの切り替えができなかった

2.常に10割の力で作業しがち

   (心と身体に余白、余力がない)


効果のあったリワークプログラム


CBT SST オフィスワーク WRAP

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3.リワークを経て自分の変わったところ

問題の処理方法 と 働くこと・仕事への意識 に変化がみられた

  問題の処理方法 働くこと・仕事への意識
 学び

自己分析とセルフモニタリング

人に心を開いて話すこと

自分も相手も尊重する考え

仕事に求めるものは “人それぞれ”という理解

6~8割の力で作業して、余力を残すこと

“職責”の範囲内で、自分のやるべきこと、

できることをやる

変化・成長

自分の気持ち・考え・要望を

周りの人に相談できるようになった

今までなかった考えや意識を

持つことができるようになった