主要なプログラム説明

認知行動療法(Cognitive behavioral therapy:CBT)

認知行動療法とは、認知と行動を変えることで、つらい感情を軽減したり取り除いたりできる心理療法です。


●非適応的な認知から、適応的認知への変化

非適応的認知→適応的認知の図

●認知トライアングル

認知トライアングル


SST(social skills training) ソーシャルスキルズトレーニング

SST(Social Skills Training)とは

「生活技能訓練」または「社会生活技能訓練」と訳され、認知行動療法に基づいたリハビリテーション技法です。ひとが社会で生活していくために、対人関係を良好に維持する技能を身につけ、自信を回復し(QOLを高める)、ストレス対処や問題解決ができるスキルを習得(再発防止)する目的ですが、これらの技法は障害に関わらず全ての人に適応できるものです。 

SST(social skills training) ソーシャルスキルズトレーニングの図


WRAP(wellness recovery action plan) 元気回復行動プラン

WRAPはWellness Recovery Action Planの頭文字をとったもので、

日本語では「元気回復行動プラン」といいます。

調子の良い時の自分ってどんな人?

調子を崩すきっかけは?

その対処法ってどんなのがある?

自分自身で、自分にとって

最善の行動がとれなくなったとき、

その判断は誰に委る?

WRAP(wellness recovery action plan) 元気回復行動プランの図

自分が元気で過ごすための工夫を考え、あらかじめリストにして、まとめておくことによって、あなたが人生をより豊かに生きる、手助けになるかもしれません。


ディベート(debate)

ディベート(debate)とは、ある主題について異なる立場に分かれ議論することをいいます(広義のディベート)。討論(会)と呼ばれる場合もあります。

ディベートによる利点と効果


1. 問題意識を持つようになる。

2. 自分の意見を持つようになる。

3. 情報を選択し、整理する能力が身に付く。

4. 論理的にものを考えるようになる。

5. 相手(他人)の立場に立って考えることができるようになる。

6. 幅の広いものの考え方、見方をするようになる。

7. 他者の発言を注意深く聞くようになる。

8. 話す能力が向上する。

9. 相手の発言にすばやく対応する能力が身に付く。

10. 具体的な行動力が身に付く。

11. 協調性を養うことができる。

12. コミュニケーション能力を向上させる。

ディベート(debate)の図