2022年1月末にビリーブを卒業したあっすーです。

 

うつ病で1年間休職し、ビリーブには8か月通いました。

職場に復職して2か月が経ちました。

 

遅刻は皆無、ほとんど欠勤も無く順調に働くことができています。

 

うつ病が寛解したわけではないので、今でも少し疲れやすいですし、雨の日に頭痛がしたり落ち込んで寝込んでしまう日もあります。

　それでも今は、生活にほとんど支障がないレベルにまで回復しており、体調と折り合いをつけながら、自立した社会生活を営むことができています。

ひとり暮らしなので、料理やゴミ出し・掃除などの家事も頑張っていますよ。

 

ビリーブに通うことで得られたことや、変化を実感している事は数えきれないほどあります。

 

一番大きな変化は、働く意欲が高まって目の前の仕事にやりがいを感じられるようになったことです。

復職はしましたが、1年のブランクがあるので仕事のやり方が変わった部分が多く、また1から覚え直しています。

 

環境は以前と変わりません。

ですが、私の心持ちが変わりました。

 

毎日2つ、仕事をする上での具体的な目標を立て、達成に努めています。

 

「今朝は、データ入力を〇件行おう」「午後は1コンテナ業務を終わらそう」

といった感じです。

ビリーブのコンサル（面談）で、通所する気力が無い時期に目的や目標を意識することの大切さを職員さんからご提案頂き、それが社会生活でも大いに役立っています。

 

「この仕事も会社にとって必要だから存在するんだ。単調な分、集中力も切れやすくてミスが起きやすいし、誰かがやらないといけない大切な業務なんだ。私は今日、この仕事を通して会社に貢献するぞ！」

そんな気持ちで仕事に臨んでいます。

すると仕事がはかどりますし、会社に対する感謝の気持ちも深まりました。

 

ミスもほとんどありません。

 

地道に取り組んできた単純作業により、仕事の基礎力が養われて、業務の正確性や集中力・処理速度も練磨されたのだと思います。

「こんな事（単純なデータ入力）をして何になるの？何の成長につながるの？」と虚しさを覚えた日々に「さようなら」です。

 

今まで私が頑張って来た事は、何一つ無駄ではありませんでした。

 

また、自己主張が激減した事も大きな進歩です。

 

アサーションや認知行動療法などのプログラムで、自分の常識と他人の常識は違うことや人や組織にはそれぞれ事情がある事を学び、「話す前に発言しても大丈夫か？」を吟味するようになりました。

 

自分の話し方も、相手を尊重しているかどうかを考え、気を付けています。

 

今は語るべきではないと判断し、口を開かなかった時には自身の成長を実感して嬉しかったです。

 

対人トラブルもこれから減っていくことと思います。

最初は無理せず自然体で人と関わる事ができたらいいなと思っています。

 

産業医の先生からも褒めて頂きました。

「あなたはリワークへ通って良かったね。あなた自身の努力の賜物でもあるし、いろんな面で成長しましたね」　とのお言葉が胸にしみました。

 

休職中も一生懸命地下に根を張って私は着実に成長していたのです。

そう思うと、自信をもって自分が生きて来た道を肯定することが出来ます。

 

 

卒業後は有休休暇を取得して、ビリーブの仲間の卒業式に応援に行ったり、ついでにプログラムを受講させて頂いたり・・。

 

ビリーブは私にとって第二のふるさとになっています。

 

社会でより良く生きられるように、具体的な助言と支援をして下さった職員さん、励まし合える仲間たち。

 

ビリーブで皆さんの愛をたくさん受けた事は、私の人生の大きな癒しに繋がりました。

 

社会人は大変です。

 

やるべきことも多いですし、関わるのが難しい人もいます。

でも、楽しいです。なにごとも勉強ですね。

 

自分で働いたお金で好きなものを買ったり、自立した生活を送る事ができる幸せは、かけがえのないものです。

まだまだ至らないところの多い未熟者ですが、ビリーブでの学びを活かしつつ仕事を通して人格が磨かれてもっと成長したいと願っております。

 

通所を迷われている方へ。

 

病気になる前よりもずっとパワーアップしてステキに生きて行きましょうよ！

 

ビリーブで的確な支援を受ける事で自分の狭い世界から抜け出し、大きく成長できますよ。

私も職場で頑張りますね！！　　応援しています。(*^^*)