キューちゃん(30代後半・女性)の声

7月から 《Cコース》 を利用し、時短勤務から定時勤務を目指しておりましたが、この度、無事定時勤務に移行することができました。2017年4月中旬に職場復帰し、午前中のみの勤務からスタートして、15時まで、16時まで、と、少しずつ業務時間を増やしていき、この9月に4ヶ月半掛けやっと定時勤務となりました。

 

4月中旬から6月末までは、情緒不安定の波が大きく、出勤はできたものの自席に座っていることが難しく、休養室で過ごす日もありました。その結果、主治医からは「もう一度休みを取るか、もしくは勤務時間を午前中だけに戻すか、会社と相談するように」と言われ、“頑張ってやっと職場復帰できたのにまた休職だなんて・・・なんでもっと頑張れないんだ・・・”と、ガッカリするやら情けないやら、自分で自分が本当に嫌になりました。職場の産業医や上長からも「このままではマズイ、何か手を打たないと・・・」と思われていたようです。

そんな時、私にとっては絶好すぎるタイミングでビリーブが開所。「時短勤務で15時に仕事が終わるなら、家にまっすぐ帰らずにビリーブにおいでよ。定時勤務に向けて一緒に頑張ろう!」と、スタッフさんが声を掛けてくださり、仕事帰りにビリーブに通い、再発防止に取り組む 《Cコース》 が突如スタート。臨機応変な対応をしてくださったスタッフさんに感謝です。

同時期に“復職はしているけどなかなかうまく軌道に乗らない”“働きながら再発防止に取り組みたい”という同じ悩みを持った仲間も加わり、悩みや不安を共有することができたのも、私にとってはとても心強く実りのある時間となったCコースでした。


その日職場で実際に起こった困難事例などを具体的に挙げて、「解決方法や別の考え方はないか?」などを仲間やスタッフと一緒に考えたり、単純に愚痴を言ったりすることで、モヤモヤや不安を溜め込まずに早い段階で解消することができたため、休養室に行く回数が激減していきました。

Cコースの効果はテキメンで、主治医から「再休職か、時短勤務の延長」と言われ、産業医や上長から「このままではマズイ」と思われる様なギリギリの状態(いや、むしろアウトだったか?)から、Cコースに通い始めて1ヶ月足らずで、自席に座っていられない状態を抜け出し、キチンと自席に着席し情緒安定した状態で粛々と業務をこなせるようになりました。

通所したい旨職場に伝えたときには「時短勤務をしているにも関わらず早く帰宅して休養せずリワークに通って大丈夫なのか?余計に疲れるのではないか?」と難色を示されましたが、「定時勤務できるようになるには、体力よりも心の問題を解決した方が良いと思う。心の問題は早く家に帰っても解決しないので、是非通わせて欲しい。」と懇願し、職場にOKをもらいました。その結果、Cコースでの努力とその効果を認めてもらい、「そろそろ定時勤務に移行しよう」と産業医・上長から言ってもらえるまでに回復しました。

ビリーブCコースがなかったら、今頃どうなっていたか分かりません。

無理矢理働き続けてまた体調を崩すか・・・

再休職をして鬱々と過ごすか・・・

想像するとゾッとします。

定時勤務に移行できたからといって、“はい、これで、めでたしめでたし~♪”ではなく、やっとスタートラインに立てたところです。今は比較的元気に過ごせていますが、体調や気分の波は、やはりあります。健康な人でもあるくらいですからね。メンタル疾患明けとなると、その波が健康な人よりも大きく出てしまうことがあるのは、しょうがないことだと思います。

体調や気分の波がきた時に、

自分で自分を必要以上に追い込まないこと

自分を責めないこと

卑下しないこと

必要以上に落ち込まないこと

低迷は長く続かないので落ち着いてやり過ごすこと

自分ひとりで解決できない時は周りの人に頼ること

今までの私にはなかった新しい武器(考え方や行動など)をビリーブでたくさん得ることができました。凹むことや挫けることから避けて生きていけませんが、今の私には新しい武器があるので、たとえ今までと同じ道だとしても、今までとは違う景色を見ることができると思います。

病気になったこと、休職してしまったことは、残念だったしガッカリもしています。

振り返るとちょっとだけ“悔しいなぁ・・・”と思うこともあります。

でも後悔はしていませんし、恥じてもいません。

“この先、元気に生きていくために必要な時間と経験だった”と、今は胸を張って言う事ができます。

病気する前の自分よりも今の方が“人間らしくてイキイキしている”と感じています。

今の自分が私は好きです。

 

 

大切なことに気づかせてくれ、支えてくれ、素晴らしい時間を過ごさせてくださったスタッフさんとビリーブに感謝です。

本当にありがとうございました。

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