こんにちは、デンタルフロスです。

私がビリーブに通所して約3ヶ月。

 

当時の思いや、きっかけ、ビリーブでの活動内容、また自分の思いなど、今、悩まれている皆様へ参考になればと思い、話していきたいと思います。

 

 

 

<自己紹介>

 私は約1年前に「適応障害」と診断されました。大きな要因は業務過多です。

 

 直接の上司が病気休職後、実質2名で部署を日々回していました。その後、上司は逝去され悲しみ中今度は主力の後輩が休職。

 

 

 私も出来る限り業務をこなすも上から下まで業務範囲が広くなり、限りない業務量に加え期日までに間に合うのか?と極度の焦りと緊張感などに最初は立ち向かっていました。

 

 しかし、連日続くと流石にモチベーション低下。睡眠不足にもなり簡単な作業もミスを頻発した挙句、半日でできていた仕事が一日以上かかるほど処理スピードが落ちてきました。

 

 わからない胸の締め付けや痛みから激しくドクドクした動悸になり、自分でも限界が近いことを悟りました。

 当時の自分はクリニックの敷居が高く、頑として受診を拒み続けていましたが、後輩の休職等を鑑み「これは労災の可能性も?」と思い、ここでやっとクリニックを受診。即「適応障害」の病名が下されました。

 

 その後も休職せず、通院を選択して踏ん張りましたが、令和4年の決算書作成をけじめに、これ以上は無理と判断。そして休職3ヶ月の診断書を提出して、休職させていただきました。

 

 しかし、心は休まりませんでした。

 

気にしないようにしても、気になります。

 

 休職1ヶ月目。会社の仕事が気になります。

 

 「自分がいないと回らないのでは?」

 

 そんなある日、身体が悲鳴をあげます。突然うずくまって動けなくなり、動悸が激しく、訳がわからず理解に苦しみ目の前が真っ黒に。

 

 驚愕しました。

 

 2ヶ月目。身体は限界シグナルを発してます。気持ちは会社が気になります。

 

 3ヶ月目、いよいよ復帰に向けて意識が高まり始めますが、身体は限界サインが出ています。

 

 気持ちと身体がバラバラになった感じでクリニックに相談。

 

 引き続き、休職を余儀なくされ再び3ヶ月の休職延長。すると、体調に変化が出て来ました。

 

 今までの復帰への臨戦態勢、緊張感がドッと抜け落ち、安心して心が落ち着いていく変化が表われきました。そして、秋以降を目指すことに。

 

<ビリーブに来るまでの経緯>

 私は秋の復職に向けて体調を整えていたところ、会社より突然再発防止の為「リワーク施設を利用するように」と勧められました。

 

 偶然にもクリニックにビリーブの活動写真・チラシがあり、主治医に相談。

 

 「実際に見に行ってはどうでしょう?イヤならすぐに辞めたらいいのでは?」との意見にて気軽になり、訪問日の候補を挙げてビリーブへ初メールを送信。

 

ビリーブからは丁寧な返信を頂き、いざ現地へ。

 

体験をした結果、話しやすい現メンバーから「一緒にやりませんか?」との優しい言葉でほぼ決心しました。

 

また私の性格上「やる、やらない」「白か黒か」ハッキリさせたいのも相まって、このままダラダラ時間が過ぎても「前に進めないのでは?」と思い、「とりあえず行ってみれば、何とかなるさ」と踏み切りました。

 

 

 折しも岡山市内のバス料金が一律200円と安価。こんなチャンスはないと思い、通所を決めた次第です。

 

 しかし、バス通所には問題が。朝のラッシュ時は、ほぼ満員状態。この時弱い動機に襲われるも、これは「修行の一貫」だと思いつつデビューを果たしたのでした。

 

 連日のバス通所はしんどく体力も余力がなくなっており、ビリーブスタッフからは配慮ある言葉を頂き嬉しかったこともあり、続けて通うことができました。

 

 

<ビリーブでの活動について>

 ビリーブでの色々な活動を通じ、約2ヶ月で頭の回転が徐々に戻り始め自分の意見や思考を素直に言えるまでに大幅回復しました。

 

 同時に動悸の痛みがときめく程度に軽く転じ、動悸を恐れることが減少していきました。

 

 

 ビリーブに通っているメンバーたちは、年齢や職業経験は様々ですがここではみんな対等で平等です。

 

 そんなビリーブメンバーと雑談などを交わして日々コミュニケーションの向上を目指しています。特に自分よりも若い人たちとの会話には苦手意識がありました。

 

 できるだけ世代間の考え方の違いや意見の相違など、聞き上手なるべく克服している途中です。

 

 同時にビリーブで実施している各種セミナー、「人間関係克服に役立つ講義、会話トレーニング等」では少人数の実践形態の為、非常に身に付きやすく職場に復帰した際にはすぐに役立たせたいと思います。

 

<最後に>

 職場復帰した際に、ビリーブで学んだ自分自身の考え方のクセ(自動思考からの脱却やアンガーマネジメントなど)に気付き、弱点を克服させ仕事を継続していくことを目標にしたいと思います。

 

 

 スムーズな人間関係を築き、自分自身が健康で趣味を楽しめながら暮らせたら嬉しいです。

 

 一歩下がって周囲を見れば、客観的に自分の姿が見えてきます。

 

 一歩下がって二歩進む。無理なく、無理なく。安全に…。自分に毎日感謝。

 

 

 ビリーブに来れば、わかるでしょう。たぶん。