40代 女性 キューちゃんさん
40代女性
休職期間: 約1年6か月(うちリワーク利用約6か月)
復職後 約1年経過(うちビリーブでCコース利用期間:約4か月)
勤務形態: 正規社員
勤務は、月曜日~金曜日 8:45~17:20
休日は、土日祝
病名:うつ病、適応障害
現在の月曜日~金曜日の生活パターンは、
6:00起床
6:45出発
8:45~17:20勤務
19:00帰宅
23:00就寝 です。
職場が遠い為、一般的なパターンよりも通勤時間が長めですが、残業は無く完全週休2日性の為、特別に厳しい勤務状態だとは思っていません。
社会復帰をして働くということは、”自分の生活パターンを、1週間続ければいい” という話ではなく、1週間、1か月・・、1年・・・この先もずーーーっと続けるということです。
その間、職場でも、プライベートでも、いろんな事が起きます。
楽しいこともあればつらいこともあります。
一時的に、いつもの生活パターンが乱れる時があるかもしれません。もしくは、ごっそり生活パターンが変わってしまう時もあるかもしれない・・でも、それでも働き続けるということです。
困った時、つらい時には人に助けを求めてもいいし、頼ってもいい。
でも、最後には自分で決断をし行動を起こす必要があります。
これは、自分自身に責任を持ち、その責任を担うと言うことです。
助けを求めたり頼ったりすることは、人に自分の人生を任せてしまって甘えることとは違います。
復職後も体調が優れず、産業医から「もう一度休職してはどう?」と言われたこともありました。しかし、休職することはなく、もうすぐ復職してから1年が経ちます。
復職の場合、勤務の軽減措置や時短勤務などの優遇措置があり、1年くらいは多めに見てもらえることがあります。弊社の場合もそうでした。
その分、全く新しい職場にチャレンジして、いきなりフルで働くことと比較すると、社会復帰のスタートラインに立ちやすいと感じています。
上記の生活パターンをいきなり始めて、それを維持し続けるのは正直厳しいです。
ウォーミングアップ期間は必要不可欠です。
復職して1年間は、完全にウォーミングアップ期間であったと思います。
実際の職場で働きながら、お給料をもらいながらウォーミングアップができるのは、休職の一番の特権です。
休職中に「会社を辞めたい」と思ったことはなく、
「早く会社に戻りたい」という気持ちでいっぱいでした。
しかし、復職した後に、「会社を辞めよう・・・」と本気で悩んだことがあり、実際に上司に「もう辞めたいです」と伝えたこともありました。
休職中には思わなかったけど、なぜ復職後にそう思ったのか・・・。
それは、自分のイメージする社会復帰の道筋を歩めなかったからだと思います。
自分で課した目標を期限内に達成できない・・。
変なプライドが働いて、誰にもせかされていないのに、自分でどんどん焦って行き、またそのことに対して人に助けを求めることが出来なかったのです。
そして、自分自身に責任を持つ覚悟が無かったのだと思います。
しかし、辞めずに今仕事を続けられているのは、Cコースでビリーブに通い、実際に働きながら自分を見直すことができ、覚悟をもつことができたからだと感じています。
もしも、辞めてからの再就職であれば、私の場合は年齢的に厳しいこともありますが、何よりもウォーミングアップ期間が無い、猶予も無く、大目にも見てもらえない。
「うつ病で転職したので・・・」というのは言い訳にならない。 などのリスクだらけ・・。
世の中そんなに甘くない!
辞めなくて良かったなあ~ と今ヒシヒシ感じております。
復職にしても、再就職にしても、『自分自身に責任を持つこと』が大切です。
だからといって、”自分ひとりで頑張らなきゃいけない” ”人に頼ってはいけない” とう事ではありません。
そう思い始めると、自分ひとりの考えから抜け出せなくなり、余計に身動きが取れなくなります。
どうしていいのか、何もわからなくなってしまいます。
私も休職中はそうでした。
でも、助けを求めることができたおかげで、復職して約1年経った今、やっと社会復帰のスタートラインに立てたと感じています。
食べられなかったご飯がしっかり食べれるようになり、さらには積極的に食べたいものを料理したり、楽しめなかった趣味が楽しめるようになりました。
更に新しい趣味を始めて世界が広がったり、病気をしたからこそ人との繋がりの大切さ、友達のありがたさを再認識することができました。
ツライ経験があったからこそ、人としての深みが出て、少し成長できたと感じています。
復職や、再就職がゴールではありません。
健康に生活することができ、働き続ける状態になることがスタートです。
その為に何が必要なのか?
何をすればいいのか?
ビリーブで一緒に考えてみませんか