自律神経失調症って何かな

12月の足音が聞こえてきました。

あったかい食べ物や飲み物が恋しい季節の到来です。

 

寒くなると特に朝起きるのがつらくなってきますが、

自律神経の乱れなどがあると、朝からとてもしんどい思いをすることになります。

 

自律神経失調症ってどんな病気なんでしょうか・・。

目には見えない病気ですが、主にはストレスなどが原因で発症すると言われています。

自律神経とは、人間が生きていくために、無意識のうちに心身の機能を調節してくれる神経です。

 

手や足は自分で意識をして動かします。

 

しかし心臓は、動かそうと意識しなくても勝手に動いてくれています。

これは、自律神経が心臓を動かしてくれているからなのです。

 

同様に、胃腸も食べ物を食べれば自動的に消化し、体内に栄養を吸収してくれます。

 

呼吸も、ぐっすり寝ている時でも自動的に行われています。

 

運動をすれば自動的に心拍があがり、リラックスすれば心拍数は下がります。

 

汗も体温に合わせて勝手に分泌されます。

 

 

これらはすべて自律神経が調節しているのです。

自律神経には、2つの種類があります。

「交感神経」「副交感神経」です。

 

「交感神経」とは

緊急時やストレス時に働き、心身を活発にしてくれる神経です。

具体的には、激しい運動、興奮や緊張時、恐怖や危機を感じている時、

頑張って働いている時などに働きます。

ストレスに反応して働く為、ストレスの多い現代社会では

交感神経を必要以上に高ぶらせてしまい、それが様々症状を引き起こす原因となります。

 

「副交感神経」とは

心身を休め回復させる、身体のメンテナンスを担う神経です。

交感神経が緊急時に頑張るための神経なのに対し、副交感神経は睡眠時、休息時などリラックスしている時に働きます。

ストレス過多で交感神経を過剰に発動させている時などは、副交感神経の働きが低下しやすくなっています。

副交感神経が働かないことで体の回復力が低下し、様々な症状が起こりやすくなっています。

 

「自立神経バランス」

交換神経と副交感神経はシーソーのような関係にあります。

つまり、どちらか一方が働いている時は、もう一方は休んでいます。

 

ストレス過多の人は、交感神経が働きすぎるので副交感神経が慢性的に働かなくなり、回復力が低下した状態が続きます。

また、交感神経優位の為に心身の緊張状態が続いて熟睡できなくなります。

睡眠の問題も、実は自律神経が影響を及ぼしているんですね・・・。

できるだけストレスを溜め込まずに、上手に逃がして日常生活を送りたいものですね。

 

今日はみんなと一緒に楽しく「マインドフルネスヨガ」をやって、心身共にスッキリ!!

末端がじんわりとあったまって、血液循環や心身のリラックスってたいせつだなあ~

と思うパルムがお伝えしました。^^