報告会を行いました

朝夕、ぐっと冷え込んできましたね。

日中も12月頃の寒さだと天気予報が伝えています。

 

空気が乾燥するシーズンになると、インフルエンザなどが流行し始めます。

今年は、まだ予防接種を受けていないので、やや不安でどうしようかなあ・・と思っている今日この頃の

スタッフパルムです。

 

さて、先日「メンバーからの報告会」というプログラムを実施しました。

何を報告するかというと、最近の自分の様子や、できるようになったこと、不安定になったことや、頑張っていること、うまく行かないことなどなど・・。

リワークや社会を通じて、自分が変化していることなどをできるだけ客観的にとらえて、他のメンバーに報告を行います。

報告を行う資料を作成するために、普段はあまりすることのないPCでの文字入力を行ったり、時系列に資料をまとめたりなど、自分自身の振り返りの為にも良い機会となりました。

 

また、夜しか来ない人や、日中活動をしている人、最近は土曜日しか参加されないメンバーなど、活動の幅がばらばらで、普段会うことの無い人たちは、久しぶりに顔を合わせて互いの現状を知り合うこともでき、良い刺激となりました。

「うつ病」や、「適応障害」「不安障害」「摂食障害」など、人によって病気も程度も様々です。

よく考えれば、どんな病気も患って間もない時期は、寝たきりのような生活になるものです。

例えば、心筋梗塞になり医師から絶対安静だと言われれば、誰もが納得して安静を保つだろうし、周囲の人も無理をせず、ゆっくりするように勧めるでしょう。

しかし、不思議なことにうつ病などの場合は、自宅で寝たきりのような生活をするようになると、患者さん自身がこのままでは良くないと感じ、身体を動かすことすらつらいのに無理に外出をしようとしたり、周囲の人も過度に心配して、何とかして寝たきりの状態を解消させようと躍起になってしまうことが多いのです。

そんなしんどい時期は、できるだけ何も考えずにゆっくりと身体と心を休めてくださいね。

 

そして、元気を回復できそうな時が来たら、少しづつ外へ出てみましょう。

そろそろクリスマスの準備が進んでいる街の景色や、冷たい風を感じてみてください。

自分の中で何かが変わっていくことを実感できるかもしれません。

 

ひとりで過ごしたあとは、「人」と触れ合ってみましょう。

 

自分に影響を与えてくれる誰かに出会えるかもしれませんし、

同じように悩んで苦しんでいる仲間の話を聞けるかもしれません。

もしかすると、自分が誰かに影響を与える存在になるのかもしれません。

 

勇気を出してあなたが扉を開いてくれるのをお待ちしています。

ここビリーブでは、「暖かい時間」と「落ち着く空間」を用意しています。

お近くに来られたら、遠慮なく是非のぞいてみてくださいね。