そもそも認知のゆがみって?

うつ病。

それは、脳で働く神経の伝達物質の働きが悪くなるのと同時に、ストレスやからだの病気、環境の変化など、さまざまな要因が重なって発病すると考えられています。

 

大切なことは、うつ病はただ1つの原因のみで発病するのではないということです。

 

うつ病の場合、ストレスはきっかけに過ぎ無いケースも多々あり、 ほとんどが本人の『認知のゆがみ』(その人独自の物事の受け取り方)が原因なのではないか、そう思うようになりました。

 

「認知のゆがみ」と一言で言っても、ゆがんだ理由や、ゆがんだ経緯、ゆがんできた年月…モロモロ、ひとりひとり違っていると思います。

また、ゆがみ方も様々だと思います。

 

私の認知は、今までの人生のおそらく4分の3くらいをかけて、ジワジワと歪み絡まりグチャグチャにもつれて、なんだかそのまま石灰化してしまった感じです。

 

その石灰化した認知を、それはそれで私の人生の遺産としてそのまま残しておいてもいいのかもしれません。

そして、今から新しい認知を丁寧に築いていくのもいいと思います。

でも、私は今、その遺跡を掘り出してみようかと思っています。

途中で力尽きてしまうかもしれません。面倒になるかもしれません。ツラくなってしまうかもしれません。

どんなに粘り強く取り組んでも掘り出せないかもしれません。

 

 

正直なところ、ものすごく怖いです。

蓋をして見えないように、見ないようにしていた色々なことや、忘れていたことを、思い出して見るのはものすごく怖いです。

 

でも、もしかしたら、何か宝物が見つかるかもしれません。

その時はラッキー。

逆に何も出てこないかもしれません。

ガラクタがたくさん出てくるかもしれません。なーんだこんなものだったのか、と思えれば、気が楽になるかも。

もしくは、すごく嫌なものが出てくるかもしれません。

そのときは廃棄するか、それでも思い出として残しておくか…出てきてから考えようと思います。

 

 

そのままそっと残しておくのもよし

ちょっとだけ見てみるもよし

掘り起こすのもよし

 

 

私の遺跡です。私が納得できる選択をしたい、と思ったキューちゃんでした。